▽レス始▼レス末
「横島育成計画02(GS)」ひかる (2004.11.01 07:19)



「ふんふんふん♪」

あれから数ヶ月、タマモは横島家にすっかり馴染んでいた。

あの日、会社から帰ってきた家長・大樹も、快く受け入れてくれ、
家族会議満場一致で、タマモは横島家の一員となった。

「泡立てないように静かに混ぜて・・・」

横島家は父・大樹と母・百合子、
そして忠夫とペットのウサギの四名から成る。
大樹と百合子は共働きで、
ウサギの因幡は喰うか寝るしかしない。
忠夫は中学生。
結果、日中、タマモはひとりで過ごすことが多くなるのだ。

「エッセンス加えてっと」

学校には入れるように手配してくれるとも言ってくれたのだが、
もう卒業しているから、と断った。
どこかのバカ犬と違って、あまり、ああいうところは好きじゃない。

でも、学ぶこと自体は嫌いじゃないから、
いろいろと人間界のことを勉強してるのだ。
すでに百年に近い人生経験はあるが、
妖怪は精神が若いから、まだまだ興味惹かれることはたくさんある。

そして今回、横島家にて初めて、料理というものに興味を持った。
前は、周りの人が勝手につくってくれたし、特に興味はなかったが。

「オーブンで三十分」

つくったものを食べてもらうのも、悪くない。







「タマモ姉、ただいまー」

「おかえり、忠夫」

飛ぶようにして玄関に迎えに出る。

「ちょ、ちょっと、抱きつかんといてってば」

「いやなの?」

「え、い、いやじゃないけど・・・」



か、可愛い♪

もう最近、忠夫が可愛くて仕方がない。
はじめこそ、どう付き合っていけばいいか悩んでいたものの、
この年齢の横島とはつきあいがなかったのが功を奏してか、
特に違和感なく、新たな関係を築いている。

だからこそ、半日忠夫に会えないのが辛い。
それに、退屈なのも確かなのだ。

ふふふ、だから考えたのよ。

「おやつにプリン作ってあるから、荷物置いて手を洗ったら、リビングに来てね」

「わかったで」

「それから、ちょっと大事な話があるから」

「? ん、わかった」

大いなる計画のはじまりである。







横島育成計画







「わたしが、九尾の狐っていう大妖だっていうのは言ったわよね」

「うん」

「それでね、わたしは悪いことするつもりはないんだけどね、
 悪い妖怪だって決めつけられて退治されちゃうこともあるかも知れないの」

「えー!!」

まあ、本当は百合子さんが京都のとある霊能名家と、東京の六道家に頼んで、
保証人をしてもらえないかと頼んでくれているのだけれど。

だから、忠夫に嘘を言うのはちょっと心苦しいんだけど、

「でも、強いGSと一緒にいれば大丈夫なのよ」

これは一応事実だ。
必ずしも、一緒にいる必要性はないのだけれどね。

「なる。俺ゴーストなんちゃらいうのに、なる!」

潤んだ眼で見つめて、小首かしげるのがコツよね。

「わたしを守ってくれる?」

コクコクと力強く頷いてくれるのが、快感だったりして。

「俺が姉ちゃん守る」

「うれしー」

抱きッ♪

「うわ、あんまり抱きつかんといてってばぁ」

あー、少年を誑かす悪女も悪くないかも・・・




まあ、こうしてタマモお姉様による忠夫育成計画が幕を開けたのだ。







横島忠夫の霊力は眠っているといってもよい状態だ。

肉体と精神と呼応し、確かにそこに息づいてはいる。

だが、ただそこにあるだけで、
体の奥底で、心の内奥で静かに存在しているだけで、表に漏れ出すこともない。

事実、彼が霊能に目覚めるのはずいぶんと後のことである。



しかし、それはタマモに会う前の話だ。



タマモという大きな霊力、彼女の場合妖力を持つ存在が、すぐそばにいた。

その霊力を常に感じていることで、
あるいはタマモが故意に、流し込んだりしたことで、
忠夫の霊力は少しずつ活動を始め、育まれ、
この数ヶ月で、表に顔を出すまでになった。


「ま、六道女学院の入学レベルには達してるわね」



さっすが、わたしの忠夫♪

なんて言ってみたりして・・・







「おっほん、それはともかく・・・」

とりあえず、まずは霊波刀かしらね。

霊力の収束とイメージが必要で、
基本と応用を兼ね備え、
さらに戦いに適した能力。

横島の基本中の基本のひとつよね。

一番の基本はソーサーだけど、あれはいつでもできるし。
レベルの少し高いものから始めた方が良いわ。

それに教えやすいはずだし。


横島が、バカ犬にいろいろと教えていたのを思い出す。


「いい。霊能の基本の基本はイメージだからね」

ちょこんと、目の前に正座する忠夫に、
とりあえず、GSというものと、霊能力に関して説明していたのだけど、


 うずうず・・・もぞもぞ・・・


集中力がない。
っていうか、じっとしてるのが苦手な性格なわけね。
まあ、知ってたけど。

それに、どうせ頭よりも体で覚えるタイプだろうし。
ってことで、


「う〜ん、ぬ〜ん、ふんりゃ〜」


霊波刀をイメージさせてつくらせてるんだけど・・・。

左手で右の手首をつかんで、唸る忠夫。
右手はぷるぷると震えてる。
おかしいわね。バカ犬はもっと軽い感じで出してたけど。

「忠夫。あんたの右手に霊力が集まってるのは感じる?」

「うん」

「じゃあ見える?」

「うん。このぼやけた光やろ?」

「ぼやけてるのは、あんたのイメージが弱いからよ」

右手に集まってはいるものの、収束しきれていない感じ。

霊力の扱いはイメージがものをいう。
そのイメージが弱いのだろうか。
まあ、すぐにできるとは思ってなかったけど。

「ちゃんと刀をイメージしてる?」

「うん? でも、刀なんて持ったことあらへんもん」

「いや、持ったことなくても、持っているところをイメージできない?」

「でけへん」

あっさり言うわね。



初めから刀じゃ無理があるか。

「包丁とかもっと短いもので良いわ。とにかく細く、長く、鋭く、硬くイメージしてね」

うん、と素直にうなずいて頑張っている忠夫のそばで、
自分は買ってきた情報誌を眺めるタマモ。

とりあえず、忠夫があきるまではこのままで気長にいきましょ。


「細く細く細く細く・・・、鋭く鋭く鋭く・・・」

あとで、大樹さんにサバイバル・ナイフでも借りたらいいかな。


さて、週末はどこに遊びに行こっかな?

無論、忠夫と一緒にだ。
銀ちゃんとか夏子とかいう虫が誘いに来る前に、連れ出してしまおう。
そうしよう。

独占欲全開のタマモ姉でした。







PON♪

「できた〜。できたで、タマモ姉! って今、寝てたやろ?」

「むにゃ、ううん、寝てなんかないよ」

よだれを拭きながら、顔を上げる。
一生懸命なのは良いんだけど、
わたしの相手してくれないから、つまんなかったのよね〜。

「で、何ができたって?」

ほら、と目の前に出されたそれは、
確かに霊力が細く長く鋭く硬く収束され、
そのうえ、いやにリアリティがある。




「えっと、シャーペン?」

見事にシャープ・ペンシルの形をしていた。
それはもう、見間違えのないほど、実物に近く模されていた。

「細長いのって、他に思いつかんかってんもん」



これは才能なのだろうか。

霊波でシャーペンを模せといわれて、できる人が何人いよう?
これほど形と硬度を持ち、
具体的に実在的に表現できる能力者がいるだろうか。

やっぱり、こいつはすごい。

そして同時に、


「で、これでどうやって戦うわけ?」


こいつはバカだ。





そのうち、悪霊のたまり場に連れて行ってやろうかと考えていたが、
当分、先のことになりそうである。



そして、一週間後。

「姉ちゃん、姉ちゃん、できたでー」

ドタドタとやかましくやってくるのは、我が弟の忠夫。

他に、もっと長いもんあるかなーとか言っていたけど、
どうやら、ついに霊波刀ができたらしい。

「ほら見てみぃ」


ぽん♪


と出されたそれを

「・・・・・・」

ただ見つめていた。
なんというリアリティだろう。


「タマモ姉、目がまんまる」


そりゃ、そうもなるだろう。

霊波の・・・・・・傘を見せられたら・・・・・・



「どうや、すごいやろ。これなら細いし長いし、戦えるやろ。
 しかもなぁ、ワンタッチ式やで〜」


バサッ


忠夫の意思に応じて、開く傘。

「へへん、栄光を降らせる傘。アンブレラ・オブ・グローリーや」


タマモはかな〜り、ひきつっていた。

まあ、なんにしろ、こうして忠夫の初の能力が生まれたのだった。







夜中、区立病院の中庭に、二人分の人影が見えた。

ひとりはスタイルのよい女性、もう一方は少年。

この病院は夜になると数体の霊が現れる。

今のところ、夜勤の看護婦が驚いたり、入院患者の心臓が止まりかけたりするくらいだが、
どうも、わざと狙っている節がある。

そんなたちの悪い霊を相手に、実戦訓練とおもむいたのが、
タマモと忠夫だった。


「えい! やー!」

「あんまり大きい声出さないでね」



忠夫が威勢の良い声と共に振っているのは霊波ナイフだ。
間合いは狭いが、この程度の霊相手なら、問題ないだろう。

それは忠夫に無理矢理つくらせたものでもある。
サバイバル・ナイフを左手に持たせ右手に霊力を収束させた。

その具現能力はやはり、とんでもないものだ。
つくるまでかなり時間はかかったものの、質は高い。
もしかすると、手にしたことがあるものは
かなりの精度で具現できるのかも知れない。
それに、一度、具現したものは、わりとすぐに再現できる。

ただし霊力はかなり消費する。
細部まで再現できてしまう故に、霊力を無駄に使う。
一つ二つ作れば、他のことはできなくなってしまうほどに。

だから、戦い方に幅広く応用の利く実用性のあるものでなければ、
あまり意味はないだろう。
やはり、霊波刀が良いのだが、持ったことがないと具現は無理らしい。

どっかで刀を手に入れてこないといけないのかしら。


「くらえ! って、わぁー、ちょっと待った・・・」


ふよふよと浮かんだ霊を追いかけたり、追いかけられたりしながら、
きゃいきゃいと、遊んでいる忠夫を、
膝を抱えて座ったまま眺めている。



助けようと思えば、瞬時に助けられる実力が今のタマモにはある。
あの程度の霊、
ちょっと離れていようが、一瞬で焼き尽くせる。

だから、余裕を持って観戦中だ。



「くそぅ、斬っても斬ってもすぐ回復しやがって」



でも、忠夫はあんまり余裕なさそう。
あまり、霊に対する恐怖感とかはないようだが、
それでもへっぴり腰だ。

「もうちょっと長くないと、ちゃんと斬られへん」

ちまちまと傷つけるだけに終わっている。

逃げ回りながら、手に力を込める。



霊の方はといえば、相手してくれる人間がいるのが楽しいのか、
つかず離れず、追いかける。
相変わらず、人外に好かれるやつね。

この場合、ちょっと違う気もするが。


ブゥン

少し長くなったナイフで、

「どりゃ」

振り向きざまに両断する。

「おっしゃ」


ダメよ、油断しちゃ。
思ったそばから、危ない。

 ド、ド、ド、ド、ドン!

一体の霊が放った霊波弾が、忠夫に向かってとんでいく。
霊自体ではなく霊波弾だけを焼き落とそうと狐火を召還するが、




バサッ




「えっ!?」

「はっはっは、どうだ有象無象の霊どもめ」

攻撃を防いだのは、いつか見せた傘。

「アンブレラ・オブ・グローリーだ!」

言いつつ、今度は閉じた状態で斬りかかる。


攻撃されたら開いて防ぎ、
攻撃するときは閉じて斬り、
開いたり、
閉じたり、
開いたり、
閉じたり、
開いたり、
閉じたり、

いつの間にか、及び腰もなくなり、
ちゃんと戦いになっていた。

最後の一体。

一番大きな霊に、

「どりゃ!」

傘を突き刺して、そして開く。
霊は、バサッと四散した。




センスは悪くない。

それにあそこまで、自在に傘をイメージできるとは・・・
というか、そこまでイメージするのが、なぜに傘なのか、
・・・・・・すごいんだか、バカなんだか、


能力の無駄づかいに思えて仕方なかった。

だって、その戦いは、どうしても、



「小学生が、傘でチャンバラしてるようにしか見えないもんね・・・・・・」


なにはともあれ、忠夫初めての実戦はこうして終わる。








〔あとがき〕
続いて、二話目です。
少年編は大方、できあがっているので、
毎日順次更新できたら、と思っています。

ただ青年編というか本編の方は、
単行本を持っていないので、それに原作はずいぶん前に読んだきりなので、
流れがよくわかんないんですよね〜。

どこかに、GS年表とか掲載してるサイトさん、ないですかね?

まあ、とりあえず、
タマモ姉によるタマモ姉のための、タマモ姉の忠夫育成計画が始まります。


△記事頭
  1.  アンブレラ・オブ・グローリー、意外と役に立つ形態だ・・・。もしかして、傘って白兵戦用武器としてものすごく理にかなってる!?(気のせいです)

     タマモ姉が居ると言うことは夏子は自動的に出番が少なくなるのでしょうか・・・。その他の出会いもタマモ姉によってつぶされたりして。

     でも、逆行したと言うことは、また横島が先に寿命で死んじゃうぞ・・・。
    K-999(2004.11.01 08:17)】
  2. 思い出すな〜。子供のころ傘をかまえてブラッディースクライドー!と突き出していた無邪気さ。なんか無敵の武器に思えたもんです。そういえば、ウルトラ戦士の中で傘の武器使ってるやつがいたような。
    イメージを具現化ってあたりが文珠の片鱗を思わせますね。実際、文珠で『傘』とやれば力を持った傘が出せるでしょうしね。見た目のしょぼさはいかんともしがたいですが。
    他の虫を寄せ付けないのは大賛成です。会いもしなければさすがにライバルにはなるまい。ここはタマモ一直線で!
    九尾(2004.11.01 08:38)】
  3. なんっていうか西条の
    「君の能力は凄いんだがもー霊能と関係ない世界に突入してるな」
    って台詞を思い出しましたw
    なんっていうかむしろ大道芸か隠し芸ですね( ̄▽ ̄無駄に高度なとことか
    あと突っ込みですが、横島が大阪に住んでたのは小学校までで中学生からは東京に住んでたので銀二はともかく夏美とは接点が無かったはずです
    kuesu(2004.11.01 09:24)】
  4. 何でもかんでもコピーできるって、凄すぎ能力じゃないですか!?!?
    とある魔術が劣化した投影魔術かw!?
    そういや、どっかの漫画で傘を武器に戦っている主人公がいた気がします。たしか、吸血鬼だったような気が……
    水カラス(2004.11.01 10:22)】
  5. >とある魔術が劣化した投影魔術かw!?
    ネタ切れればやらざるおえないかも(笑
    『――――体は煩悩で出来(以下自主規制
    皇 翠輝(2004.11.01 11:08)】
  6. フムフム。玉藻「を」横島「が」調教するのではなく、玉藻「が」横島「を」調教する話ですか<核爆>。是非とも原作の方まで続けていただきたいものですなー。
    玉藻、横島を鍛えて才能を開花させるのはいいが…。その結果六道女学院に特待生として誘われたり、冥子の「お婿さん」に狙われたりした場合のこと、ちゃんと考えてる<汗>?
    ファルケ(2004.11.01 11:45)】
  7. この世界の横島は、中学まで夏子たちと一緒ですか?銀ちゃんは、小5のときに転向したはずでは?
    ttt(2004.11.01 13:05)】
  8.  タマモのよる逆光源氏計画ですねぇ・・・・・
     一つツッコミをいれるとしたら、横島は小学生の時に転校してるはずだから銀ちゃんと夏子とは会えないはずでは・・・・・・夏子だけなら愛故に追って来たって逃げもあるけど・・・・


     最後に!!高校になったらタマモと二人暮しするのだろうか?あと、美神事務書に勤めるのだろうか?気になる・・・・・

     叫び!!因幡擬人化(美少女)希望!!!!!
    D,(2004.11.01 16:19)】
  9. タマモ逆行で横島を育成ですか。
    個人的に霊能力だけでなく他にも色々と育てて貰いたいです。だって良く考えたら、横島って実は才能の塊みたいなものですから、それを幼少時から育てたらってかなり興味ありますよね。原作開始時ぐらいには一体どれぐらい育ってますかね?色々多才でしかも全てにおいてすごい高レベルになりそう。
    やっぱり、また死に別れる羽目にならないように横島が不老長寿になるように色々な知識とか霊的な修行とか果ては仙術辺りまで修行させたりもするんでしょうか?
    しかし、タマモが育てあげるということは男としても凄い高レベルになりそうですから、人外以外にもめちゃモテそうで、そんで人外には更にモテそうな気がします。タマモは色々と大変になりそうですね。
    レイトニングサン(2004.11.01 19:59)】
  10. アンブレラ・オブ・グローリーは、霊衣を和服にして番傘の形にすれば、かっこよくなるかも。
    shi(2004.11.01 20:00)】
  11. そーいえば……
    ウルトラマンレオが、
    ジジイに貰ったブレスレッドを傘にして戦ってましたね。
    あつき(2004.11.01 20:23)】
  12. 傘って実は凄い戦闘に役に立ちますねー(たたない
    はじめまして、ゼフィです。
    霊波で作ったシャーペンの使いようってえと・・・
    カンニング?(いや霊波で作った奴だからいろいろ弄れると思い・・・
    >水カラス様
    確かチャンピオンに連載されてた
    『吸血公女キリエ』ってのと思います
    ゼフィ(2004.11.01 21:51)】
  13. 〔レス返し〕
    の前に、反響の多かった三点について、まず少し語りたいと思います。
    ああ、そうだ。皆様、感想・ご指摘・突っ込みありがとうです。

    1 栄光の傘
    う〜ん、予想通り、いろんな反応があった傘ですが、
    はっきり言って、これは弱点目白押しの能力です。
    詳しいことは、後々話の中で書いていこうと思っていますが、
    でも、例え、弱点があろうが使い勝手が悪かろうが、
    持ち前のひらめきと、機転でうまく、使いこなすことでしょう。
    格好いい能力を格好良く使う横島よりも、
    普通じゃないものを普通じゃなく使う忠夫が好き。

    2 夏子
    にゃはははは。早くもわたしの知識不足が露呈してしまいました。
    そうですか。転校したのは中学でなく小学の時ですか。
    うう間違えました・・・。よし、では、うちの設定では中学ということで・・・
    レッツ・開き直り!
    この作品の中では、夏子の出番はほとんどありません。
    わたしが、うまく書きこなせないせいではなく、タマモ姉のせいです、きっと。
    でも、未来の横島の妻は夏子だったという設定にしちゃおうかな〜なんて、
    考えたりなんかもしています。

    3 タマモ
    確かにタマモがまた忠夫を看取ることになるかもとか、
    くっつくのかどうかとか、いろいろとわたしも決めかねていますが、
    横島の死に未練を残し、殺生石に逃げ込んだ彼女が、再び、今を楽しめている。
    とりあえず、ここに救いがひとつあります。
    だから、先のことまで、あまり悩まず、とりあえず、今を楽しんでもらいます。
    タマモちゃんには。



    >K-999さん
    感想第一号ありがとうです。
    ご指摘すべて、ごもっともですが、
    う〜ん、以後を乞うご期待ということで逃げちゃいましょう。
    最後がどうなるかは、最後を書くときに決めましょう。

    >九尾さん
    バカだけど、バカなりに頭を使う横島が好きなので、
    彼らしさのある能力という観点で、考えた能力ですが、いかがだったでしょう?
    タマモ姉が、このまま姉ポジションのまま終わるとは思えません。
    これから、どうなるのか、わたしも楽しみ

    >kuesuさん
    大道芸。うむ。少なくとも戦士という感じではないですね。
    あと、的確な突っ込みありがとです。

    >水カラスさん
    わたしは傘を使って戦うのは、ロベルタというメイドさんしか知りません。
    まあ、元ネタではなく、なんの関係もないですが。

    >皇 翠輝さん
    できれば、原作に近い能力か、オリジナリティなものにしたいと思ってます。
    ネタが、切れない限りは・・・

    >ファルケさん
    大丈夫。きっとそれまでには、教育も躾も洗脳も終わっているでしょう(笑)

    >tttさん
    そうらしいですね。わたしの知識不足研究不足です。

    >D,さん
    逆光源氏・・・まさしく、ですね。
    因幡には、いろいろと活躍してもらったり、などという予定ではいるのですが。
    擬人化・・・もしかすると、もしかするかも。


    >レイトニングサンさん
    早速の誤字報告ありがとうです。自分のデータの方は修正しました。助かります。

    無論、タマモ姉の教育は霊能関係にとどまりません。
    それに、ライバルたちが現れる前に、「刷り込み」の必要ありですね。

    >shiさん
    それって、忠夫じゃなく、ありません? なんか別人です。
    忠夫は格好悪くても良いんです、きっと。

    >あつきさん
    そうか、ウルトラの星にも雨は降るのか・・・

    >ゼフィさん
    シャーペンは今のところ、誠に遺憾ながら、使う予定はありません(泣)
    ひかる(2004.11.01 22:17)】
  14. 傘ということは一番効果的な攻撃は突きかな?
    555(2004.11.01 22:37)】
  15. 「刷り込み」ですか。
    横島、多方面における才能の開花や男としての教育はすんなり成功するでしょうが、父親(先祖?)から遺伝子レベルで受け継がれた彼の煩悩を殺しきれるのでしょうか?
    どこかに奥底に煩悩が生き残って気付かないうちに天然タラシになりそうな気も、

    ああ、あとあの大樹が絶世の美女(美少女)タマモに迫ったりはしなかったのでしょうか?
    まあ、もししても指一本でも触れた瞬間タマモに即効で狐火でコンガリ焼かれて、更に百合子にお仕置きされるに決まってますが。
    レイトニングサン(2004.11.01 23:00/2004.11.01 23:12)】
  16. ちょっと遅いですが指摘します。
    ”逆光源氏”と言うより”逆若紫計画”の方がこの場合適切と思われます。
    sirius(2004.11.01 23:15)】
  17. 傘で戦う横島くん・・。弱点がどうだとか思うより、その発想自体が面白かったです。本当に常識外ってゆーか規格外ってゆーか(笑)戦い方も何やら間抜けで素敵(オイ)
    これから先のタマモの教育と日々の生活、楽しみです。
    柳野雫(2004.11.02 03:21)】
  18. 帰ってきましたか、このお話も…
    霊気の傘アンブレラ、思いついたはいいけど使い所がなくてネタ帳に眠り続けて早幾年。使い勝手悪いんですよねぇ…書き手にとってw
    防御には使えるんだけど、連続で向かってくる飛び道具相手にしか有効じゃないっぽいとゆーか… ローアイアスとゆーか
    MAGIふぁ(2004.11.02 19:13)】

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