▽レス始▼レス末
「きっと一緒に 第3話裏(GS)」無気力娘 (2004.12.20 23:19)


漢の夢、女の子とラブラブ同居生活。
ラブラブかどうかはともかく、実質達成出来たに等しい。
だというのに、だというのに……(血涙)

「どうしたんですか、横島さん?」
「……い、いや、なんでもない」
「? 変な横島さん」

どうして俺は……この子に手を出せないんだぁぁぁぁ!!





きっと、一緒に

第3話裏 俺と女の子と初仕事と







「ながいかみをなびかせて♪ なやましげなぼでぃ〜♪」

舌っ足らずな口調の歌声がなんとこの俺の家の台所から鳴り響いている。
そっと中を覗きこむと、歌の内容とは正反対の中学生にしか見えない女の子が制服にエプロン姿で料理をしていた。
肩の辺りで綺麗に揃えた黒髪を揺らしながら、実に気持ち良さそうに歌っている蛍ちゃん。
年下は対象外、というか好みじゃなかった筈なんだが……イイ! とってもイイ!
しかも、俺の為に!(ここ強調)女の子が料理をしてくれているのだっ、これを喜ばずにして何を喜べというのか!

「このまちを〜♪ はいひーるでとびまわれば〜♪ びっぐまね〜かみんぐいやあ♪」

こー、あのスカートに包まれた魅力的な尻が揺れるたびに、むらむらっと……。

「うがー、もー辛抱たまらーんっ!」
「もー、横島さん。もうちょっとで出来ますから我慢してください」
「……はい」

振り返った蛍ちゃんが俺の叫びを勘違いして、めっと言わんばかりに可愛らしい表情で優しく叱ってくる。
俺は襲いたくって仕方がないというのに……あの顔で笑われると、煩悩の方が治まってしまうのだ。
ちくしょーっ! なんでこんな時ばっかりーっ!





突如俺の部屋に可愛い女の子、蛍ちゃんが落下―――比喩表現じゃなく―――してから数日、いつの間にか彼女はうちに暮らす事になっていた。
しかも、煩悩魔人と呼ばれた俺が誘導した訳ではなく、蛍ちゃん自身の意思と偶然が重なってこんな状況になってしまったのだ。
おまけに何故か成り行き上俺の従兄妹ということになり、美神さんの提案により職場まで一緒になった。
つまり朝は起こして貰い、それから同伴出勤し(ちと意味が違うが)、帰る時も、飯食う時も、寝る時も常に一緒!
夢じゃないかと思うぐらい美味しい話なのだが。
なのだがっ!

「昨日はただのお使いだったし……もぐもぐ……危ないことなくて良かったですねっ」
「でも……もぐもぐ……蛍ちゃんGS目指してるんだろ? 早い所現場体験したいんじゃ」
「何言ってるんですかっ! 危ない所に自分から飛び込みたいなんて頭がどうかしてますっ! 命は一つしかないんですっ」
「……いや、危険なのは俺もやだけど」
「ですよねっ♪」

なんつーか、もう一人の俺みたいで手を出し辛いというか……。
会ってから数日の俺に、まるで本当の親戚みたいに接する、しかもこんな良い子に手を出すのは滅茶苦茶気が引けた。
無条件に信頼されてるというか……それを裏切れなくなってしまった、というのが現状かもしれん。

何かを悟ってしまった俺は、ほのぼのした気分で蛍ちゃん特製の卵焼きをぱくつく。
―――手を出せなかろうと、正面に可愛い女の子を据えて食べる飯は美味いしなっ!







しかし、そんな良い気分は事務所に出勤するまでだった。

「ちくしょー……あのクソ女……珍しくモテてる横島なんて死んじまえって思ってるんだ、絶対そうだ……」
『ま、まーまー。美神さんも横島さんに強くなって欲しいんですよ』
「よしんばそれがホントでも、あの人は使えない丁稚を使えるようにしたいだけじゃーっ!」

泣き叫びながらも、手は淡々と美神さんが指示した道具をいつものリュックサックに纏めている。
ああっ、魂にまで染み付いた丁稚根性が憎いッ!
蛍ちゃんはというと……放心している。
昨日は厄珍の所にお使い、一昨日は事務所の掃除と書類の整理と対した仕事が無かったので油断してたんだろう。
美神さんもいきなりこんな試練ぶつけんでも良いだろうに。

蛍ちゃんの事情は―――実の所、良く分からん。
母親がGSをやっている事。
六道女学院という霊能関係の科がある学校に入ろうとしている事。
それに自分の霊能力の無さを嘆いてる事。
それぐらいしか、知らない。
除霊学校に入りたい、っていうのも霊能力をなんとか身に付けたいという現われだろうし、まぐれだがGS試験を通った俺に対して尊敬の目を向けてくれる事から言っても将来はGSになりたいんだろう。
思考経路はどちらかというと俺みたいな一般人寄りだけど、口調の端々から母親みたいな優れたGSになりたいという意思がひしひしと伝わってくる。
てきとーぶっこいてる俺とは違って……蛍ちゃんにはまともなGSになって貰いたいもんだ。

『さ、横島さん、蛍さん。行きましょ』
「ああっ、待ってくれ! まだ心の準備がーっ!」
『日が暮れちゃいますよ〜』
「せ、せっかく現実逃避していたのにーっ!」

おキヌちゃんは良い子だが、その空気読まない所だけは改善して欲しい。
いや、マジで。





俺達が美神さんに指示された事、それは―――自分達だけで悪霊退治。

私の人生はなんだったんだああ恨めしい会社の為に身を粉にして働いてきたのにああ恨めしい妻子は私の事を愛してなかったああ恨めしい復讐してやるどいつもこいつも殺してやるああ恨めしい

加害霊氏名、三山九朗(さんざんくろう)。死因はオフィス内で首を吊っての自殺。
会社の過密スケジュールによって残業泊り込みは当たり前、そのせいで奥さんにも逃げられたらしい。
悲しみを忘れるためにさらに仕事にのめりこみ……最期にはノイローゼに掛かり残業中に一人寂しく自殺、と。

「身につまされるような話やなぁ……」
『私知ってまーす。しゃかいのひずみって奴ですよねっ』
「な、なんだかなぁ」

俺達三人―――上から俺、おキヌちゃん、蛍ちゃんの順―――は各々に感想を口にしながら、仕切りの影に隠れて悪霊の様子を窺っていた。
俺は美神さんよろしく神通棍を握り締め、蛍ちゃんは1万円の破魔札を握り締めて、だ。
おキヌちゃんの方は……役割が役割なので、手ぶらだが。

「二人とも、準備は良いな?」
『はーいっ、頑張りますっ』
「うぅぅ……準備できてます……」

おキヌちゃんはいつもの袴姿で元気良く、蛍ちゃんは学校の制服姿で緊張に強張った顔で頷いた。
死ぬかどーかの瀬戸際なので、両者の死への認識が良く分かるというものだ。
……死んでるおキヌちゃんは気楽で良いなっ、ちくしょー!
俺も覚悟やら心の準備なんて全然まったく一ミリも出来てないが……あの臆病な蛍ちゃんが我慢してるのに、俺だけ逃げるのはあまりに格好悪すぎる!
血を吐くような思いで―――俺自身の手で、火蓋を切った。


「さ、作戦開始ぃ! 行けっ、おキヌちゃん!」
『わかりましたっ』

俺の号令と共に、おキヌちゃんが悪霊へ向かって飛んでいく。
目の前―――5mほど離れているけれど―――に他人が飛び出こんでくると、ギロッと小便ちびりそうなほど凶悪な視線をおキヌちゃんに向ける悪霊。
殺気を向けられあうあうと怯えるおキヌちゃん。
しかし、役割を思い出したのか、深呼吸すると気丈に悪霊を見返す。
凄いぞ、勇気があるぞ、頑張れ、おキヌちゃん。

『お、鬼さん、こちらーですよっ』

でもやっぱりちょっと引け腰だっ。

「横島さん……鬼ですね、おキヌちゃんを囮にするなんて」
「し、仕方ないんやっ。一番効果的なのは、不意打ちと騙まし討ちなんだっ」

蛍ちゃんの冷たいツッコミに、言い訳がましく説明する。
美神さんの元で働いてると、十中八九この手段を使って除霊していた。
というか、あの面倒臭がり屋の美神さんはいつだって、相手が実力を出さない(もしくは出せない)内に撃破する。
迅速にかつ狡猾に。そして、何よりもセコくド汚く。
その中でも今回は一番常套手段と思われる、囮を使っての作戦だ。
美神さんはトドメに罠を張るが、そんな道具も技術も予算もないので俺と蛍ちゃんによる不意打ちアタック!
何も穴はない……筈!

だけど、所詮は素人考えだった。

『きゃああああっ!?』
「おキヌちゃん!?」

囮の筈のおキヌちゃんは、襲い掛かってきた悪霊を避けられずその手に捕らえられていた。
そう、おキヌちゃんは300年生きた幽霊とはいえ、実際はただの女の子。
相手が同じ幽体なら、おキヌちゃんの有利は全て消失し、囮になんて出来る筈がないのに―――!
危険な囮の役割は、いつだって俺がこなしてきた。
自分が出来る事だから、他人も当然出来ると思って―――馬鹿だ―――!

「こんにゃろーっ! おキヌちゃんから手を離せぇぇぇ!」

もう、作戦の事なんて考えられず、俺は神通棍片手に悪霊へ向かっていった。
自分のミスでおキヌちゃんが危険に晒されている、ちくしょう!
力任せに振るった神通棍は何の抵抗もなく、悪霊を捉え……。

ぶんぶん

「って、全然当たらーんっ!?」

俺の振るう神通棍は虚しく宙を切るだけだ。
悪霊が避けている訳でも、俺が外している訳でもない。
―――霊波量が絶対的に足りないから、悪霊に毛ほどのダメージも与えられないんだ。
ち、ちくしょー! 真面目に修行しとくんだったー!

「よ、横島さん、離れて!」

背後から蛍ちゃんの切迫した声。
そうか、霊力がほとんどなくても扱える破魔札なら―――!
俺が身をかわすのと同時に、蛍ちゃんが手の持った破魔札を悪霊に突きつける。




「てえぇい!」
ぷすんっ。




一瞬の沈黙……蛍ちゃんの破魔札から、すかしっ屁のような音。
それだけ。

「『ほ、蛍ちゃーん(さーん)っ!』」
「ああっ、無能でごめんなさーいっ!」

泣き叫ぶ俺達に―――サラリーマンの悪霊は、おキヌちゃんから蛍ちゃんへと視線を移した。
その目は憎悪の色に彩られ、制服姿で立ち尽くす少女へ殺意を一瞬にして膨らませる。
―――ヤバイ。


ヨクモォォォッ!


間に、合わない。
投げ捨てられたおキヌちゃんは、宙をふらふらと泳ぎ、
蛍ちゃんは目を見開いて、棒立ち。
俺はというと―――役立たずの武器を抱えて、横を通り過ぎて行く悪霊を目で追っていくしか―――。
狙いは、俺の背後にいる……。



倒せない、役立たずの俺じゃ。
庇えない、臆病者の俺じゃ。
守れない、駄目な、駄目な、俺。



「ぁ」

だけど、蛍ちゃんは、
か弱い女の子で、
GSになりたいと一生懸命で、
臆病なのに頑張りやで、
俺の馬鹿にも苦笑しながら流してくれて、
その笑顔がとっても……可愛くて、

「ぁぁ」

噴き出す―――バンダナは言っていた、それはお前の力だと―――
収束する―――小竜姫様は言っていた、きっかけに過ぎない歩行器のようなものだと―――
掌に―――だったら、何を躊躇う、だったら、何故使わない―――


振り向く、背中に、彼女を襲おうとする悪霊に、手の中の”力”を。



―――”彼女”を、助けるために―――



「ぁぁぁぁああああああーーーっ!」





偶然だったのか、奇跡だったのか。
どっちだかは分からないが、その時俺の振るった神通棍は、悪霊を斬り裂いた。
無我夢中で、頭が真っ白で、初めて霊を斬った感触がどんなだったのかすら覚えてない。
だけど、蛍ちゃんを救えたのは……確かだった。

もっとも、完全には倒し損ねて蛍ちゃんに危うい所を助けて貰い返した、というのは俺らしいオチだったが。





「うーむ……」

取り扱い方を間違えたのか、ぼっきんちょと折れてしまった神通棍を見て唸る俺。
地面に叩き付けたとかって事はなかった気がするんだが……まさか霊を殴っただけで折れるような脆い代物なら、あの美神さんが使ってない。
20万の報酬をゲット出来るかと思った矢先だっただけに、悔やんでも悔やみきれない。
じーっと未練がましく中ほどから折れている神通棍を見つめて……ふっと口元を緩めた。

ま、蛍ちゃんが無事だったんだし、良いとしよう。
あの子をモノにするまで、死んでもらっちゃあ困る。
……や、モノになったら死んでも良いってことじゃないけど。

「よこ……忠夫兄ちゃん、帰るよ」
「おう……み、美神さんにこれ、なんて言ったらいいかな?」
「う、うーん、所長も粗悪品持たせたんでしょうけどけど……きっちり請求だけはされそう……」
「そうだよな〜……ちくしょー! あのクソ女ー! 命の掛かった現場で洒落にならないもん持たせやがってー!」
『あはははは……』

安心感から皆で軽口を叩き合う。
死んだら何にもならん。
それを実感した初仕事。

コン、と……爪先が、小さな玉を蹴ったのに気付く。
なんだこれ、とそれを拾い上げると青い玉の中に文字が書いてある……これは、





「……『絆』?」






「……黙って聞いてれば好き勝手言ってくれるわね」
「み、美神さん!? どうしてここに!?」
「そんな事はどうでもいいのよ。誰が経費ケチって粗悪品掴ませたって?」
「そんな事言ってねーっ! つーか、粗悪品言うたのは蛍ちゃんで……」
「ひ、酷いっ、忠夫兄ちゃん! わたしを売る気ーっ!?」
『褒めて下さいっ、美神さんっ。今日は私が囮やったんですよ〜♪』
「「お、おキヌちゃん!?」」
「……ほう。横島クン、蛍ちゃん。事務所に帰ったらゆっくり今日の話聞かせて貰いましょうか」
「「ひぃぃぃぃっ!?」」






その騒ぎの中、手から零れ落ちた青い玉は地面へと落ちる前に淡い光となって、消えた。



☆★あとがき★☆
……油断大敵、火の用心。
……そして止めよう、タバコのポイ捨て、回収不能な伏線。べんべん(棒読み)


>匿名希望様
……おおあたり〜(どんどんぱふぱふっ)
理屈も何もないけど、横島ぱわーあっぷ……かな?
戸籍云々の問題より前に、偽名で契約書にサインした時点で犯罪です。

>九尾様
気付くのが先か、やっちゃうのが先か。
ある意味未来の事がばれるかどうかより問題だったり。
ややこしい人に関しては……うん、ややしこしい事になりそうですね(答えになってない)

>かれな様
長編……『世界は突如勃発した世界大戦によって、核に包まれた』とかやって打ち切ったり。

>梶木まぐ郎様
……痴女?

>D,様
現在、蛍は持って生まれた霊力を表に出す事がまったく出来ません。
ですので、霊的防御能力はもちろん一般人とは比べ物になりませんが……それ以上に防御能力に関しては母親の制裁との関連性が示唆されています。

>LINUS様
ひのめ叔母様は未来世界で18、本編軸の美神令子より二つ年下となります。
ですので、蛍の目にはちょっと普段よりケバク見えたかも。
シロタマに関しては、まだ扱いは不明です。
……まだまだ先ですしね、出番。

>キリュウ様
言われた傍から本編準拠。
でも次の話はオリジナル展開になりますので、ご安心を。

>スレイヤー様
蛍の苗字には、それはそれは深い伏線が隠されていて……嘘です。
普通に書きそびれただけです、ごめんなさい。
(でも、明言はしない(笑))
おキヌちゃんに関しては……どうなりますかね。
今から考えておきます。

>偽バルタン様
ヒロインとは主人公と苦楽を共にする者である。
なんて、言ってみたり。

>そかんしゃ様
ひんにう。
魂は時に肉体をも凌駕します。

>柳野雫様
こっそり見ていると言っても、たまに見てるだけですからね。
何度か夫に着いて行っているとも言ってますし。
隊長が気付くのも、割と後になりそうです。
……過去から来るややこしい人は、まだ先の事を知りませんし。
ゴッドファザー、マザー襲来は、数あるGS二次創作の中でも大好きな展開なので、是非ともやりたいと思っています。

>リーマン様
せめて愉快な所、と言い換えましょう。
潜在能力に関しては、アレとアレの娘ですので死ぬほど高いです。
でも、使えない能力に意味はあまりありません。
どうして使えないかは、まあ色々と。


今回は同じ日、同じ場面で違う描写を頑張ってみました。
横島パートの方が書きやすかったのは、秘密で内緒。

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△記事頭
  1. 二話連続で読ませてもらったので感想はこちらに書かせてもらいます。
    蛍の中にいるルシオラの感情表現もうまいと思いますし、
    横島の軽い霊能力の覚醒も面白いと思いました。
    最後のオチもちゃんとあったので、次回も期待しています、頑張ってください。
    wata(2004.12.20 23:54)】
  2. 神通棍が折れたのって、ひょっとして出力に耐え切れなくて?美神ですら鞭状になっても保ってたのにすごいですねえ。
    蛍はともかく横島は原作でもハーピーの時サイキックソーサーが出せたりもしてましたよね。今回のことで少しは成長がはやまるかな?
    というか成長して仕事をこなさないと蛍との生活を保てないっしょ。いろんな意味で。ファイト〜、パパ〜♪
    九尾(2004.12.21 00:19)】
  3.  おキヌちゃんを危機に晒した事で自らの未熟さを後悔し、蛍の危機で必死になり…守るべきもののために成長…決して珍しい展開ではないですが、それでも、こういう場面…良いものですね〜…ツボを押さえていると言うか…王道と言うか、グッ(サムズアップサイン)。
     更には蛍の能力発現の前兆…「絆」の文珠(っぽいもの)…仮に、これが間違いなく文珠であり、蛍の文珠能力覚醒のための伏線と考えるなら…「絆」の効果は「前世の知識を読み出し」札を使用した(他の効果として、横島にも影響したっぽいですが)、って事かな……凄いです…話の設定の仕方が…と言うか、このイベントを「父」だけじゃなくて「ルシオラ」にも繋げる発想が…。確かに、単なる逆行として原作に準拠していく展開にしたら、アシュタロス戦まで全くルシオラの「る」の字も出てこないわけで、横島の成長を絡めたとしても「父」としてしか認識できないわけですが、これで早くも「前世」関連の話を書いていく足がかりが自然に出来てますね…おぉ〜♪ 美神さんの前世イベントにも匹敵しそうな予感です。(どうか回収不能とか言わずに…何とか…)
     あと、「べんべん(棒読み)」何か…さりげなくGOOD!です。
     >世界は核の炎に包まれて打ち切り
     ……そんなことしたら、まさに衝撃の展開です…後々まで語り継がれる事間違いなしの伝説になります。
    かれな(2004.12.21 00:44/2004.12.21 14:14)】
  4.  横島サイドの話しですか・・・・・
     そして横島の『彼女』って台詞・・・・・
     もしや横島は未来の記憶をうけついでたりして・・・・
    D,(2004.12.21 00:47)】
  5. あの文珠っててっきり蛍が生み出したんじゃなく、あの逆行した時の文珠が何らかの形で、とか思っちゃったんですが、的外れですかね?
    絆って本当に意味深な文字ですね。
    しかし、蛍、横島があちこちで軟派してるのに、自分もおキヌちゃん的位置に来ちゃってることに、おキヌちゃんみたいに嫉妬したりしないでしょうか?
    ああ、でもイイですね〜、こう言う展開。横島の成長本当に早まりそうで。
    しかし、やっぱり横島はこのまま気づいたときには抜け出せないような深みに嵌っていくことになるんでしょうか?まあ、全然OKですが。
    匿名希望(2004.12.21 02:02)】
  6. 本編準拠展開とはいえ、その枠に縛られない素敵な流れだと思います。ぜひ頑張ってアシュタロス編まで執筆を続けられ、

    「ほ、蛍? 何だその格好?」
    「ほたる? 誰のことよ。私はルシオラ」

    な展開となることを希望いたします。…顔似てるんですよね?

    …ところで、もしかして過去、ここに投稿されてますか? すごく手馴れているようにお見受けしますが。あの人かな?と言うのは私の気のせいかも。
    こーめい(2004.12.21 02:05)】
  7. やっぱり神通棍は横島の霊気に根負けしたんですかね〜。一体、何マイトだせば折れるんだ?^^;
    話的には横島が護る為に才能の一部を発露すると言う有り触れた物でしたが(蛍は除く)やはり有り触れた物だけにイイ!!
    特に横島の独白には心震えるものがありました。うん、やっぱり真面目にやってると格好良いだよな〜コイツ。
    取り合えず今回はダブル文珠使いの複線と言うことでOK?
    通りすがり(2004.12.21 03:17)】
  8. 横島君、蛍ちゃん共に”護りたい”の一念で発した強力なチカラ…やっぱり親子なのですねぇ…としみじみ思ったり。
    …蛍ちゃんが、この世界を”パラレルワールド”とか思ってるのは、本当に並列世界なワケではなく、彼女が父親とそれに関係する過去のコトを殆ど知らないから…なのでしょうか?
    偽バルタン(2004.12.21 04:24)】
  9.  相手が実力を出さない(もしくは出せない)内に撃破する
    >美神さんのこの行動、結構、どころかかなり正しい行動ですね。相手の間合いで戦うなんぞ、よほどの戦闘狂か実力差がないと出来ないはずです。今回、横島たちが囮を使ったのは間違った行動ではないと思います。
     ただし、横島たちは人選ミスなどで、失敗してますね。この辺が経験差のあるGS美神令子と、まだ見習いの横島たちとの差だと感じました。
    リーマン(2004.12.21 06:43)】

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